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人狼文化祭2017​ スタッフインタビュー

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インタビュー ちゃんゆ(人狼文化祭2017 広告班・集客班)

1.「5つの班に分かれて活動しています。」

 

仲村:まず一般スタッフのちゃんゆさんには、人狼文化祭スタッフの裏側を聞いていきたいと思います。資料によると色々な班に分かれていたようですが。

 

ちゃんゆ:今年の人狼文化祭のスタッフは、会場班・物販班・広告班・集客班・催事班の5班に分かれて動いていました。その中で私が一番関わっていたのが、広告班と集客班です。

 

仲村:広告班ですか。具体的な活動内容はどんな感じですか?

 

ちゃんゆ:当日配るパンフレットや名札の裏などに広告を出して頂けないかお願いしに回っていました。いわゆる協賛金のお願いですね。

 

仲村:結構本格的ですね。どのような企業やお店を回っていたのですか?

 

ちゃんゆ:班全体としては、主に人狼の専門店やボードゲームのショップ、会場付近の飲食店ですね。フライヤーとポスターを持ってこんなイベントあるんですけど、よかったらお金出していただいて、広告載せませんかって。

 

仲村:広告班は今年初の試みのようですが、発足の経緯は?

 

ちゃんゆ:大きなイベントをするには莫大なお金がかかります。広いイベント会場代・人狼会ブースを仕切るためのパーテーションやブースに配置するための机や椅子代。しかし来場料をあげてしまうとプレイヤーの負担になってしまうし…。そこで考えられたのが、広告を取るという方法です。

 

仲村:なるほど。来場料を上げずに、イベントの内容を充実させるために広告班が発足されたのですね。実際に動いてみてどうでしたか?

 

ちゃんゆ:私は主に会場付近の飲食店を回ったのですが、忙しく営業されている中でしたので、門前払いを受けるようなことも想定していたのですが、思った以上にお話しを聞いていただけて。それだけでも驚きでしたね。その中でも2店舗の飲食店に広告を頂け、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

仲村:そうだったんですね。具体的にはどういうお店なのでしょうか?

 

ちゃんゆ:弁当屋のわがままさんと、中華料理屋のみんらくさんです。当日は会場近隣のご迷惑にならないように気をつけながら、協賛いただいた企業さんやお店に恥じないイベントにしたいですね。

 

 

 

 

2.「大阪の人狼界を盛り上げるために、人狼プレイヤーの掘り起こしは必須です」

 

仲村:広告班についてはそんな感じなのですね。他の班はどのような活動をしているのですか?

 

ちゃんゆ:集客班は呼んで字のごとく人を集める班です。活動内容はプレスリリースの投函と色んな人狼会での告知です。プレスリリースは、皆で投函先を探して、実際に50~100件ぐらい投函しました。プレスリリースも今年初の試みだったようです。

 

仲村:プレスリリースはそんなに投函するんですね。人狼会の告知回りでの具体的な集客のターゲット層は絞られていましたか?

 

ちゃんゆ:人狼をやり始めた初心者の方・1つの会にしか行ってらっしゃらない方・仲間内で人狼はやっているけど、人狼会に行くのはちょっとなって思ってらっしゃるような方ですね。人狼文化祭の目的の一つは「大阪の」人狼プレイヤーの掘り起こしや、「大阪の」人狼の活性化だと思っているので。

 

仲村:1つの会にしか行っていない方は、どうしても情報が限られていますもんね。

 

ちゃんゆ:その通りです。そういう意味でいろんな人狼会の告知回りは地道ではありますが、とても大切な仕事なんですよね。上級者プレイヤーは情報網がすごいですから、ほっといても来る。(笑)

 

仲村:いわゆるガチ勢の方たちですね。(笑)集客については分かりました。他の班に話を移します。物販班というのは?

 

ちゃんゆ:物販班も今年初の試みですね。会場でモノを売る班なのですが、班の中でも飲食を売るチームと人狼に関わるグッズを売るチームに分かれています。飲食で言えばドリンクや軽食です。見ました?これ、霊結果白バーガー、こっちが人狼のオヤツピザ。(笑)

 

仲村:細かく作りこんでありますね。(笑)確かに600人も来るとなると、飲み物や食べ物は欠かせないですね。

 

ちゃんゆ:で、人狼のグッズで言えば、DVDや人狼カードなどですね。パスマーケットの前売り券にしかついてこない人狼文化祭2017の「観測者の人狼カード」もここで買うことができます。パスマーケットの前売り券を買い逃した方や記念にもう1箱欲しい方はぜひ。そんな感じで、人狼関連のグッズやモノを売りたいと言ってくれるチームや企業と話を進める班ですね。

 

仲村:なるほど。人狼に興味がある人に向けて人狼関連の物のみが売られるコーナー、素敵ですね。

 

 

 

 

3.「疲れて大量の紐が昆布に見えてきました」

 

仲村:会場班はどういったことをするのでしょう?

 

ちゃんゆ:会場班はですね、今年の会場のブースの配置・動線、当日のスタッフの動きなど文化祭の全般的なことを決める班です。その他当日の小物作りもこの班が行っているので、一番雑務が多い班と言えるかもしれません。

 

仲村:会場を抑えるだけではないんですね。小物というのは具体的にどういったものですか?

 

ちゃんゆ:当日プレイヤーの方につけていただく名札やスタッフの腕章、前売り券を買った方についてくる人狼カードの仕分けや箱の組み立てなどですね。

 

仲村:数が多い分、かなり大変そうですね。

 

ちゃんゆ:そうですね。今年の名札の紐は薄い緑色なんですが、600個分の名札の紐を結ぶ途中、疲れて大量の紐が昆布に見えてきたり(笑)。

 

仲村:それでは、最後に催事班についてお聞きしたいのですけれども。

 

ちゃんゆ:催事班については、当日人狼文化祭でしかやらない変則的なルールの「企画卓」というのを予定しておりまして。そういう変則ルールを考案しているのが催事班になります。

 

仲村:今年はどんな特殊ルールの人狼を予定しているのですか?

 

ちゃんゆ:詳しいことは後ほど、サンジィさんのインタビューで明らかになると思います。

 

仲村:わかりました。以上の5班で成り立っているのですね。

 

ちゃんゆ:そうですね。あとは班ではないのですが、人狼放送部というのがあります。

 

仲村:ありましたね!podcastで、今9回くらい放送されているそうで。

 

ちゃんゆ:内容としては人狼文化祭のアレコレを、毎回ゲストの方を呼んで喋ってもらっています。私はラジオが大好きなので、放送部は本当に楽しいですね。毎回ワクワクしながら収録に臨んでいます。

 

仲村:再生回数も結構なものなのだとか。

 

ちゃんゆ:そうなんですよ。なんと各回1000回再生をキープ出来ているみたいです。ただ身近な人間から全く感想が聞こえてこないので、そこまで聞いてくれてる実感はないです。(笑)

 

 

 

 

4.「心の底からイベントを成功させたいと思った」

 

仲村:ちゃんゆさんは昨年一般参加者として人狼文化祭に来ていたとのことですが、どういった経緯でスタッフになったのですか?

 

ちゃんゆ:運営のかのきちさんに誘って頂きました。去年参加して楽しかった人狼文化祭がどのように成り立っているのか、裏側見たさに入ったようなところもあります。

 

仲村:実際に運営スタッフとして参加してみてどうでしたか?

 

ちゃんゆ:人狼文化祭のスタッフは人狼文化祭の骨組みしか作ることしかできないということに、初めて気付きました。実際に来場するプレイヤーさんが触れて楽しさを体感するのは、各人狼会のブースであり、1戦1戦のゲームです。だから、各ブースでの出来事がプレイヤーの満足度に直結するんだなって。

 

仲村:つまり?

 

ちゃんゆ:各ブースさんの協力があって初めて、楽しい人狼文化祭は成立するということです。やっぱり主役は各ブースさんであり、1人1人のプレイヤーだなと、改めて思いましたね。

 

仲村:なるほど。人狼文化祭の主役は参加者であり、各人狼会であるということですね。他に活動している中で思ったことはありますか?

 

ちゃんゆ:やはり2ヶ月強も1つのイベントのために動き回っていると、思い入れは強まってきました。心の底からこのイベントを成功させたいですし、来る人全員に楽しんでほしいと強く思うようになりました。

 

仲村:2ヶ月強も準備されていたのですね。疲れていそうなスタッフもそろそろ出てくるのでは…?

 

ちゃんゆ:人狼文化祭の運営メンバーとスタッフというのが分かれていて、運営メンバーというコアメンバーの方は仕事量が半端なさそうで、少し……いや、だいぶ疲れていますね。(笑)趣味のイベントの筈なのに、趣味という範疇を超えて仕事みたいになっています。

 

仲村:来客予定数が600人近いと、どうしてもそうなりますよね。前々の人狼文化祭で会場に200人来て大変だった、といったことを書いてあったので、その三倍近いわけですものね。

 

ちゃんゆ:やっぱり少し規模が大きくなるだけでも準備するものが増えますし、気にしなきゃいけないことも一気に増えると思います。

 

仲村:最後に人狼文化祭への意気込みをお願いします。

 

ちゃんゆ:今年は初の試みが多いので、どんな結果になって返ってくるのか、不安な反面、楽しみでもあります。当日は各ブースさんと力を合わせて、来場者全員を巻き込んだ楽しいイベントにしたいです。

 

仲村:ありがとうございました。

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